抗菌状態の確認方法

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「ATPふき取り検査」で抗菌状態の確認


キッコーマンバイオケミファ株式会社の「ルミテスター Smart」を使用して実験します。「ルミテスター Smart」はATPふき取り検査試薬ルシパック専用のポータブル式ルミノメーターで、洗浄後の清浄度を数値化できます。衛生管理が厳しい医療現場や食品工場で、菌やウイルスの残存度合いや清潔度合いを見える化(可視化)するために開発された高性能な機械です。

動物・植物・菌・ウイルスなど生物に必ず存在するミトコンドリアが作り出すエネルギー分子の値。そのATP( Adenosine triphosphate(アデノシン三リン酸))の数をはかることで菌の数をはかっています。「ATPが存在する」ということは、「そこに生物(あるいは生物の生産物)が存在する証拠」となり、ATPが多ければ洗浄不足( =汚れが多い状態)であることがわかります。

菌自体は細胞壁を持っていないのでnanozone COATの施工面に付いた瞬間に死にますが、死んだ後もしばらくはミトコンドリアはエネルギーを発し続けるので(人間が死亡してもすぐに冷たくならないのはこのため)ATPはすぐには減らず、時間が経つにつれ減って行きます。施工面に菌が付く度にATPが排出されるので、ATPが0になることはありません。